皮膚科
皮膚科

当院では皮膚科専門医の女性医師が診療を担当しています。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、にきび、水虫、帯状疱疹などの一般皮膚科診療を中心に、幅広く対応しております。
皮膚症状の背景には、アレルギー疾患、糖尿病、膠原病などの内科的疾患が隠れていることもあります。当院では内科と連携しながら、必要に応じて全身状態も含めて診療を行っています。
また、皮膚科専門外来以外の時間帯でも、症状によっては内科診療で対応できる場合がありますので、受診をご希望の際はお気軽にお問い合わせください。
このような症状の方はご相談ください
皮膚の異常や気になる症状がある際は、お気軽にご相談ください。
湿疹やかゆみ、繰り返す皮膚感染症の背景には、糖尿病や甲状腺疾患、肝疾患、膠原病などの内科的疾患が関係していることがあります。
当院では必要に応じて血液検査を行い、皮膚だけでなく全身状態も含めて診療しています。
湿疹
皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じ、ひどい場合は水ぶくれや皮むけを伴うこともあります。原因は、洗剤や石鹸、汗や髪の毛など様々な外的刺激によるものが多いですが、自己免疫や食物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどもあります。湿疹・かぶれなどはかゆみを伴うことが多く、つい掻いてしまいがちですが、掻くことで患部をかき壊してしまい化膿や悪化を招き、さらに症状が広がることも少なくありません。治療はステロイド外用薬や保湿剤を使用し、かゆみがひどい場合は抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬で軽減します。湿疹が外的要因で生じる場合、その原因物質に触れないようにすることも大切です。
蕁麻疹(じんましん)
じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じになることもあります。発症して6週間以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。治療は、まず原因や悪化因子を探して取り除く、または避けるようにすることが基本です。アレルギーが原因であれば、原因アレルゲンや刺激を回避します。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や塗り薬が中心となります。
アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)、心理的要因の3つが重なって起きると考えられています。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が左右対称に繰り返し起こるのが特徴です。かき壊しが続くと湿疹が拡大し、状態がひどくなります。花粉症や食物アレルギーとは異なり、アレルゲンがあるから発症するわけではなく、皮膚のバリア機構が不十分な方に発症することが多い病気で、ダニや食物アレルギーを伴いやすい特徴があります。治療は、スキンケアによるバリア機能の補強、ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬による炎症の抑制、抗ヒスタミン薬内服によるかゆみの軽減が基本です。とくに乾燥する秋から冬はたっぷり保湿をし、ストレスや疲労をため込まないよう注意しましょう。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、頭皮や顔など皮脂の分泌が多い部位に生じる慢性の皮膚炎です。頭皮のフケやかゆみ、眉毛の周囲や鼻のわきの赤み、顔のかさつきなどが主な症状です。
皮膚に常在する真菌(マラセチア)や皮脂分泌、体質などが関与していると考えられています。症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多く、治療には外用薬や抗真菌薬、スキンケア指導などを行います。
「フケがなかなか治らない」「頭皮のかゆみが続く」「顔の赤みやかさつきが気になる」といった方はご相談ください。
にきび(尋常性ざ瘡)
にきびは多くの人が経験する身近な皮膚疾患です。直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり面皰(めんぽう)となり、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。大人のにきびは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合い、治りにくい特徴があります。治療は、にきびの種類と重症度を判断し、外用薬(抗生物質、イオウ製剤など)、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬など)を使用します。放置すると毛包の組織が破壊され「にきび跡」になる場合がありますので、にきび症状でお悩みの際は放置せずにご相談ください。
単純疱疹(ヘルペス)
単純ヘルペスウイルスによる感染症です。口唇や性器周囲に痛みを伴う水ぶくれが生じます。疲労やストレスなどで再発することがあり、早期に抗ウイルス薬を開始することで症状の改善が期待できます。
帯状疱疹
水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによって発症する病気です。体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが帯状に出現します。上半身に現れることが多く、顔面や目の周囲にみられることもあります。多くは皮膚症状が治ると痛みも消失しますが、神経の損傷によりその後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」が残ることがあります。早期に治療することで帯状疱疹後神経痛の発症を低減することが期待できますので、症状が疑われる場合はできるだけ早く受診してください。
乾癬
銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑(赤い斑点)が全身に出現する病気です。乾癬(かんせん)の多くが尋常性乾癬と呼ばれるもので、大きさや数、形は様々です。頭部、ひじ、ひざ、でん部、下腿など刺激を受けやすい部位にできやすく、爪の変形や関節炎を伴うこともあります。かゆみは半数程度の方にみられますが、内臓に障害を及ぼすことはありません。慢性で軽快と悪化を繰り返すため、病気の程度や状況に応じて治療法を選択します。
水虫(足白癬)
白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。足指の間の皮膚がふやけたりする趾間(しかん)型、水ぶくれや皮むけが生じる小水疱(しょうすいほう)型、踵(かかと)を中心に皮膚が厚くなりひび割れる角質増殖型に分類されます。タイプが混在することもあり、かゆみがないこともあります。治療は病態に応じて塗り薬や内服薬を使用します。
いぼ
ヒトパピローマウイルスの感染によって生じる皮膚の盛り上がりです。放置すると増えることがあるため、早めの受診をお勧めします。症状に応じて液体窒素などを用いて治療します。
たこ・うおのめ
足の同じ場所に繰り返し圧力や摩擦が加わることで生じます。うおのめは歩行時に痛みを伴うことがあります。足底のいぼと見分けがつきにくい場合もあるため、気になる症状がある際はご相談ください。
自己判断で市販薬を使い続けるよりも、原因を特定したうえで適切な治療を行うことが大切です。掻き壊すと化膿や悪化を招きますので、早めの受診をお勧めします。
はい、対応しております。近年は治療法が進み、早期の症状から医療機関で治療できるようになっています。放置すると「にきび跡」になる場合がありますので、お悩みの際は放置せずにご相談ください。
帯状疱疹は早期治療が非常に大切です。早期に治療することで、皮膚症状が治った後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」の発症を低減することが期待できます。ピリピリとした痛みや赤い斑点、水ぶくれが帯状に出現した場合は、できるだけ早く受診してください。
はい。帯状疱疹ワクチンについてもご相談いただけます。対象年齢や接種方法、費用などについては診察時にご説明いたします。
かゆみがないタイプの水虫もあります。症状が改善したように見えても白癬菌が残っている場合がありますので、自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従って治療を続けることが大切です。
症状によって異なります。帯状疱疹が疑われる場合や、急に広がる発疹、強いかゆみや痛みを伴う症状などは、次回の皮膚科外来を待たずに早めの受診をお勧めします。
一方で、慢性的な湿疹やにきび、以前からある皮膚症状など、緊急性が低いと考えられる場合は、皮膚科専門外来での受診をお勧めしています。
判断に迷う場合は、お電話にてお気軽にお問い合わせください。
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