便の異常
便の異常
血便や便の色・形状の変化は、消化管からの重要なサインです。自己判断せず、気になる症状がある方はお早めにご相談ください。

排便時にトイレットペーパーに血がつく、便に赤い血が混じるなどの症状は、大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患など様々な疾患のサインです。「痔だと思っていたら大腸がんだった」というケースも少なくありません。痔による出血と大腸の疾患による出血を自己判断で見分けることは困難ですので、血便がある場合は必ず受診してください。
考えられる原因
当院での対応
便潜血検査は健康診断で広く実施されている大腸がんのスクリーニング検査です。陽性と判定されても「痔だろう」「とくに症状がないから大丈夫」と自己判断して精密検査を受けない方が少なくありませんが、便潜血陽性は大腸がんや大腸ポリープが隠れている可能性を示す重要なサインです。2回の検査のうち1回でも陽性であれば、大腸がんや大腸ポリープが見つかることがあるため、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることをおすすめします。
考えられる原因
当院での対応
黒色のタール状の便は、胃や十二指腸など上部消化管からの出血が疑われる重要なサインです。血液が胃酸で消化されることで黒色に変化するため、見た目では「血便」とわかりにくいことがあります。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの可能性がありますので、黒い便に気づいたら早めに受診してください。
考えられる原因
当院での対応
※鉄剤の服用でも便が黒くなることがあります。気になる場合はご相談ください。
以前に比べて便が細くなったと感じる場合、大腸がんや大腸ポリープにより腸管が狭くなっている可能性があります。一時的なものであれば食事内容やストレスの影響も考えられますが、便の太さの変化が数週間以上続く場合は注意が必要です。大腸がんは初期の自覚症状がほとんどないため、気になる変化があれば早めに検査を受けることが大切です。
考えられる原因
当院での対応
排便後も便が残っている感じがする、すっきり出し切れないと感じる症状を「残便感」といいます。便秘や過敏性腸症候群によって起こることが多い一方で、大腸ポリープや大腸がん、直腸の病気が原因となっている場合もあります。症状が長く続く場合や、血便や便の形状の変化を伴う場合は、一度検査を受けることをおすすめします。
考えられる原因
当院での対応
便に粘液が混じる場合、腸の粘膜に炎症が起きている可能性があります。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患では、粘液便に加えて血便や腹痛、下痢などの症状がみられます。また、過敏性腸症候群でも粘液が混じることがありますが、自己判断せず検査で原因を確認することが大切です。
考えられる原因
当院での対応
下痢が数日以上続く場合は、感染性腸炎や炎症性腸疾患などの疾患が原因となっている可能性があります。とくに血便や発熱を伴う場合、体重減少がある場合は早急な検査が必要です。嘔吐や下痢で水分が失われやすいため、脱水予防のためこまめな水分補給を心がけながら、早めに受診してください。
考えられる原因
当院での対応
便の異常は、痔などの良性疾患から大腸がんや炎症性腸疾患まで様々な原因で起こります。当院では大腸カメラ・胃カメラに加え、CT検査、腹部超音波検査、即日血液検査を組み合わせ、症状の原因を総合的に診断しております。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
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